親心の集まり
子どもに会えない親から、親と離れて暮らす子どもたちへのクリスマスプレゼント大作戦『オレンジサンタ大作戦🧡』
2020/12/22の朝日新聞朝刊の東京版コーナーで紹介頂きました。感謝!
『児童施設へプレゼント募る
オレンジサンタ大作戦』
全国の離れて暮らす親から結の会事務所に届くプレゼントには愛がいっぱい🧡梱包しながらうっすら涙も流れてきます。
クリスマスなどのイベントは、子どもと離れて暮らす親にはとても辛いものでした。渡したくても渡せないプレゼント、祝いたくても祝えないイベント、クリスマスなんて来なきゃいいのに。そんな思いで暮らしてるお父さんお母さんがたくさんいます。
会いたくても会えない。愛したくても愛する場所がない。そんな思い親と同じように、会いたくても会えない、愛されたくてもそれが叶わない子どもたちもたくさんいます、その子どもたちもまた、クリスマスなんて来なきゃいいのに、と。
そんな苦しい思いをしている親や子どもたちに少しでも笑顔になれる瞬間があればいいなと思い始めた企画です。
我が子でなくても、誰かのサンタになって子どもたちを喜ばせたい。
ある父親は何十枚もの手作りマスクを送ってくれました。今流行りの鬼滅の刃がモチーフです。ある母親は何十枚もの手書きのクリスマスカードを書いて送ってくれました。ひとりでも多くの子が笑顔になれるようにと。我が子に届けたかったけどそれが叶わなかった新品のおもちゃ、思い出が詰まった品々、そんな子どもへの愛情が詰まったプレゼントが500個以上届いています。その親たちは思うように我が子と会えてない親たちなんです。離れていても『愛してる』と伝えたい親心。そんな親心の集まりです。そしてそれが、『来なきゃいいのに』と思っていたクリスマスが、『誰がが喜ぶサンタになった』『来ないと思っていたサンタが来てくれた』という温かな思い出となって心の中で生き続けていくのです。
今年から始めたイベントですが、全国に広がっていけばいいのになぁと期待しています、
Santa comes to any house
別居や離婚で『ひとり親』と言われますが、どんな子どもにも親は二人います、様々な事情により施設で暮らす子どもたちにも必ず親は二人います、子どもたちは、家庭の環境で差別されてはならないのです。両親から愛される生活、まずはそこを目指し、どうしてもそれが叶わない時には周りの人が支援や援助が必要です。そんな社会を求めています。
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