親子ネット・結の会 協調合同イベント報告
3.20(土)は親子ネットさんと共催でイベントを行いました。
『共同親権・共同養育を求めて』
合同開催ということで、なかなか意思の疎通的な部分で難しいところもありましたが、事前に運営チームを作り情報の共有化を図りながらの『初めて』の強調合同イベントです。というか2/10にも協力して法務省前で150名参加の『人間の鎖デモ』と議員会館にて全国会議員一斉陳情を行なっているから『初』ではないか。実は去年から『母親アンケート』や秋の国会議員一斉陳情など協力していたし、私たちが行う『オレンジパレード』などにも親子ネットさんの賛同をもらっていたりと、協力関係ではありました。が、今回イベントという形で開催することでより一層の『強調関係』を内外にアピールし、子どものに寄り添える未来のための『法改正』に向けて当事者が協力しながら進んでいけるようになればという思いです。
【強調】という意味を辞書で調べると【互いに協力し合うこと。特に、利害や立場などの異なるものどうしが協力し合うこと。「労資が協調する」「協調性」】と出てきます。利害や立場の違うものどうしが協力いあうことなので、同化や同調や合体とかそんなイメージではなく、『大きな目的』のために協力できるところは協力していきましょうよ!ってことですね。グループや団体が違うと兎角他の団体の悪い部分に目が行きがちですし、そりゃ悪いところもあるでしょうが、『美点凝視の精神(良いところを見ていこう)』で協力しあうことはとても大切なことだと思います。
会場は100名満席(コロナ対策で200名収容の会場ですが100名制限でした)&zoomでも数十名の参加があったとのこと、皆さまありがとうございました😊
会場には真山参議院議員、地方議員、弁護士さんやメディアの方もお越し頂きました。また三谷衆議院議員、串田衆議院議員、嘉田参議院議員もzoomにてご挨拶頂きました。感謝です。
このイベントは非公開という合意の元で行われましたので内容はあまりかけないのが残念ですが。。
少しだけ。。
冒頭は親子ネット武田さんから、これからの法改正までのプロセス、そして当事者や団体はどうすればいいのか、というような話がありました。
第一部では高祖常子さんの講演があり『虐待防止』の話から『離婚後の子どもへの対応』などのお話がありました。
『離婚を親子の別れにしてはいけない』と仰っていました。しかしそれは私たちが一番望んでいることで、同居親にこそ聞いてほしい講演でもありました。
第二部のパネルディスカッションでは竹村優位さんの『親の離婚を経験した子ども当事者』の立場からのお話を頂きました。聞いていて苦しかったです。
ディスカッションの中で私はせっかく虐待防止の専門家の高祖さんがいらっしゃるのだからと思い『虐待防止は親子の孤立化防止でもあり共同養育もそこに貢献できる』ことと『子どもの突然の環境変化(連れ去り)はある意味虐待ではないか?』という話をアピールしました。が、『虐待とまでは、、』という返答でした。
石垣さん(臨床心理士)からは『子どものの言葉・意思についての考察などがあり、とても興味深く聞かせて頂きました。
時間が短くなかなか議論の深化は難しいかったですが、とても有意義な時間でした。
第三部は親子ネットと結の会の協調の話でしたので、会の紹介や基本的考え方の合意などについての話でした。
書きたいことは山ほどあれど非公開なので最小限にさせていただきました。
1日も早く『子どもと寄り添う未来』のための法律や司法運用や支援制度や社会認識が変わり、子どもと一緒に笑える日が来ることを願っております。
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